最近の市況について
株式市場はファンダメンタルを反映してない動きとなっています。
アメリカでの、株式市場の収益は2016年の水準と変わっておらず、それにもかかわらず5年間上昇を続けている。
市場が操作されています。
最近のパフォーマンスは、「スーパー6」と呼ばれる株
- Facebook、Amazon、Apple、Alphabet(GOOGL)、Netflix、Microsoft
の株価の上昇によってのみ上がっており、それを除いたら何もなくなる。
それは投資家のリスクであるとジェフェリー・ガンドラックが言っています。
記事:なぜドルとハイテク株ラリーが投資家にとって「本当のリスク」なのか
に書いています。
コロナパンデミックの脅威よりも、国の経済対策が勝ち、脅威を振り切っているような反応です。
2020年7月2週目が終わった現在では次のような市況でした。
・中国株式の数年来高値、上海指数が強い伸び。
・ナスダックが強いまま続く
・オランダAEX、コロナクラッシュ後最高値7/6
・ドイツ、イギリス、スイスの株式市場は二次的な高値を付けるが週末には弱含み
・日経225も、月曜日レンジ上限2万2700円の高値(7/6)をつけ、週末金曜日は下げて2万2300円で引けている。
・ゴールドやシルバーが騰がっている
・VIXは27~30ポイントあたりで、平常時なら20を切っていたのだが、そこまでは戻らない(波乱含みを示唆)
・ブラックスワン指数がコロナショック直前の2月の水準を上回り上昇している。
ブラックスワン指数は、CBOE(米国オプション市場)が算出しているSKEW Indexのことで、「テールリスク」(生起確率は低いが顕在化すると影響が大きいとみられるリスク)に対する市場の警戒水準を示すとされています。
つまり、暴落の予兆。ただし、すぐに暴落というわけではなく、過去の例では2か月くらい後に来ている模様。
全体的な相場の雰囲気としては、上昇局面はいったん終了したが、再度上げるための模索期間、といった感じ。
占星術的には、太陽が山羊の3惑星にオポというターニングポイントに来た
水星の逆行が7/12(日曜)に終わり、順行に戻ります。
一つの区切りになるようです。
水星はトリックスターであり、「だまし」の星
風変わりな期間だったのです。
何か、だまし、隠されていたかも。
しかし、「今後数週間は、明確になる、明るみに出るようなこと」が起こる可能性があります。
現状の課題が明らかになるでしょう。
簡単ではなく優しくないかもしれないが、なにかが明らかになる。
一部の堅調なバブルは海王星と木星のセキスタイルで示されている
ナスダックや、中国の株、その他一部の市場では高値を更新する勢いがありますが、占星術的には、海王星と木星がセキスタイル(60度)の調和的なアスペクト(角度)を取っていることに一因があります。
正確に60度となるのは今年2回目で、最初は2月20日
2/20はSP500が過去最高となりました。
が、そこから次の月には皆さん知っての通りの暴落しています。
海王星も木星も「不合理な活気」すなわち実態と離れたバブルの星。
2つ絡みなので、倍かそれ以上か。
セキスタイルは調和的角度ですが、ここでは調和的かどうかよりも、しっかり絡みがあるという点で星の影響が出るという読みです。
そして、今年2回目となる60度は7/27・28に起こります。
前後2週間は十分に影響下にありますので、もう影響下です。
もっとオーブを広くとることも可能でしょう。
また、2月の後のように、熱狂後のツケ(暴落)が回ってくるかは定かではありません。
また、今年に関しては3回目のタイトな60度があり、それは11/12になります。
蟹座太陽が山羊座の木星・冥王星・土星に次々オポジションの影響
さてオポジション(180度)となる日付けは次の通り
太陽と木星オポ 7/14
太陽と冥王星オポ 7/15
太陽と土星 7/20 ※さらに、7/21は新月
メリマンによると
レベルの高いジオコスミックパターンであり、
10取引日以内での、プライマリサイクル(18~30週サイクル)か50週以上のサイクルに高い相関性がある。
とはっきりと言っています。
重要なピーク・頂点(またはセカンドピーク)を付ける、現在そうかもしれず、間もなくかもしれない、と。
長期的な目線において。
私的には、短期的には、上がるかもしれないが、長期的にはどこかで頭打ち(急な下げを織り交ぜつつ)というイメージをもちます。
火星が絡み、相場と経済に急激な逆転がある
山羊座後半の3惑星に、スクエア(90度)となる牡羊座の火星の影響も出始めるころです。7月の中旬以降、火星が後半の度数へ移動してきています。
目先の太陽との絡みでは、Tスクエアになります。
7/14~
ニューヨーク証券取引所の誕生チャート(1792/5/17)は、山羊座後半の木星/冥王星合にオポジションの土星を持つことから、カーディナルグランドクロスを形成します。
何らかの波乱は避けられない厳しい星回り。
火星の影響が強い(星座の後半)期間は、8月、9月、そして12月の年末もあります。
「それは、ダイナミックなエネルギーの導火線に火をつけたかのようであり、爆発は時間の問題かもしれない・・・誰か、先頭の火を消す方法を知っていれば別だが。」
ちょっと怖い表現
長期的な火星の影響で、年末まで非常にアクティブになります。
8/4にスクエア開始(その前から影響あり)
金融市場への影響は、多くのアクションと価格変動
鋭い動き
木星海王星を生かせば救いになる
宇宙ドラマが繰り広げられる星回りの中
ヒーローになれる可能性を挙げています。
これから10月上旬にかけて、海王星・冥王星のセクスタイルが「ヒーロー」になれる可能性を示唆します。
土星冥王星のハードさを和らげることに役立ちます。
どのようにして、海王星が爆発の火を消すのか?
リーダー(火星と太陽)がコントロールを失い、彼の周りの色々なものを脅かし、爆発は起こる。
太陽と火星が山羊座にいる惑星をトリガーします。
リーダーが、ネプチューンの特性を発揮するなら、爆発の脅威が軽減される。
海王星の資質とは、共感、理解、優雅さ、優しさ。
これらは、大統領に必須の資質ではないかもしれません。
だだ、トランプにはない。
ジョーバイデンが勝ちたいなら、穏やかさをみせる。自己統一がとれた人間であると。
彼がしなければならないのは、性格の対比を示すことだけ。
どんな政策があるとか、基盤があるとかでなく。選挙が皆が考えるほど経済にあるとは思っていません。
大統領に限らず、ヒーローとなるのは、集団のストレスを減らしてくれる誰かでしょう。
記事について
レイモンドメリマンの無料週刊レポートを参考に、自分の解釈を織り交ぜて書いています。金融占星術(マンデンホロスコープ)的な星の配置と、社会/経済/金融/相場の相関を勉強・考察しています。
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