マドモアゼル愛先生の「月の読み方」(続)月星座ごとの欠損

前記事 マドモアゼル愛先生の「月の読み方」まとめ では
先生の、新たな月に対する西洋占星術での解釈についてユーチューブの内容をもとにまとめていました。
前回マドモアゼル愛先生の「月の読み方」まとめ

今回は、各星座宮に月がある場合(生まれ月星座)ごとの解釈をまとめています。

ユーチューブと文章ではニュアンスの部分で伝わるものが違うかもしれません、ご了承ください。また、愛先生も、わざと大げさ的に言ってます、とおっしゃっていますので、そういう風に考えると分かる星座別見方です。

エレメンツ別に見る「月の欠損」
  https://www.youtube.com/watch?v=chZViuLVROg
あなたの人生エネルギーの八割以上を無駄に使わせる月
  https://www.youtube.com/watch?v=-_3zT-EoGcc&t=231s

バースデーホロスコープで月がある星座別の読み方

月星座が牡羊座

自我の欠損。
自分がどういうものか、その感触が分からない。
かっこよいと思われたい。
自分が他の人にはないような、こういう能力がある
この世的に商品価値のある(売り物になる)魅力があると
普通以上の人物だと。負けてはいけない。優れていないと。トップでなければならない。

実力者、成功者も多い。(他の星座の能力もあるので、他の星の働きの部分は能力があり、それは実際の力として使える)
成功したとしても、お金持ちになろうとも、自我の欠損の穴埋めにはならない。

自分という意識を得るために、そうしないと自我という確認ができないという風に、追い込まれる。自我の欠損を穴埋めするために。
そういうなかでの負けず嫌いというのはある。

自分自身の手ごたえがなく、なぜか無意識に自信がない。自我の手ごたえがないことが、この人の心もとさにつながっている。

そこを刺激されると、(いつもそれを考えているので)自分を守ろうとして突発的に怒り、突発的な反応をしてしまう。大した危機でもないのに大げさに反応してしまう。
短気、怒りやすいというのは未熟な自我であるゆえの自我防衛。防衛するものが何なのかも分かっていないのだが。

月星座が牡牛座

所有の欠損
所有することができない。できにくい。
どんなにお給料を取ってきても、そのお金をものにすることができない。

物質的欠損なので、はっきりと出る。
味覚とか、その他の感覚の欠落として出る場合も。

豊かな人だと思われたい。お金持ちだと褒められたい。貧しい人というのが耐えられない。
借金してでも、無理してでも、豊かな自分。物質的実質的な空虚。それで自分自身が傷つく。突き詰めれば最終的に破産だったりとか、はっきり出るので。

カルロス・ゴーンさんが月が牡牛座。
あれだけお金持ちで成功しているのに、お金持ちになりたい。ゴーンさんでさえ抜けられなかった。

そのことばかりしか考えられないように仕向けられている。

私の付け加えコメ
私の付け加えコメ

物質的なものを所有する感覚が分からないので、より求めてしまう。求めても求めても満足感がないのかも。

月星座が双子座

何かしらの知的欠損と関係している。

自分で人に話したり、文章にしたりするのが得意だと、思おうとしているけれど、実際に得意な人は少ない。本人もそのことで悩んだり、苦しんだりしている。

頭が良くて、話が面白い人だと思われたい。褒められたい。
だが、月ふたごの人でおもしろいと思った人はいない。
意味のないつまらないことをグダグダと永遠しゃべったり続けたりする(という例も)
そんな周りの反応受けたら、自己嫌悪にもなる。

何かを伝える困難。
もちろん、他のところでカバーして社会生活は問題なく送れる。
物を書いたり伝えるというのは、分かりにくく苦手なはず。
自分自身ではそれを受け止めきれないケースが多いので、無用なことをしゃべったり、意味ないことを人に伝えようとして、うるさがられたりとか、この人なに考えてるのというような知的欠損。

埋めるための、伝えなきゃ、話さなきゃという脅迫めいた無意識行動にかりたてられるのかも?判断の自信のなさなどが裏にある。

月星座が蟹座

情緒的欠損

感情、心のあり方の原初的欠損
母性があってやさしい、と思っていますが実はそこが欠損している。
この人の情緒とか、デリカシーとか、何かを敏感に感じ取る能力とかの部分が「ない」
なんにも感じられない、という不安をもっている。

自分の感じ取る部分が自信がないので、反応を見て自分の立ち位置を決めなければならないというストレスを抱えている。
個が密接する狭い世界、とくに家の中は密接であり、狭い世界では求められるので、家の中のことをするということが、また、情緒的環境の中における自分の立ち位置をつくることができない。

本当は家の中にいることが苦しい。
よき母親と思われたい。
母親になることが本当は苦しいかもしれない。能力が欠損しているのだから。

情緒的な物事や、心理的な物事を過度に気にする。埋めようとして、心理的感情的なものを求めたり、要求するのかも知れない。

月星座が獅子座

火の星座(自我に関すること)の2番目の星座。
2番目は対人、対物の発展段階。
人を支配するのは獅子座の特性。相手の自我をも支配しようとする、自我。(王様の星座)
月がそこにあると、そういう事に自信がない。
ようするに、人との1対1の関係性の中で、自我を持ちこたえるのに自信がない。
人間関係に自信がないことになる。ここに欠損がある。

女王様の様であると褒められたい。
良い育ち、お嬢様で、人生を楽しんでいる、キラキラしている輝いている人と思われたい。あこがれの存在としての私。
でも、全然違う。ぱっとしない。
自分はそうじゃないと、どこかで知っている。
心が(意識が)、憧ればっかり、未来ばっかりに向く。
考え、決断、生の楽しみとは何だろうか
手ごたえのないまま、私は幸せというふりをしていかなければならない。

自然にあふれ出てくる表現とは違い、何か表現・アピールしなきゃいけないと思っていそう。そういうものだと周りも、あれってどこかで思うようになる。

月星座が乙女座

物を維持管理することができなくなる欠損。

対人・対物の段階に表れる物質的欠損。
掃除ができない、部屋を汚しっぱなし、物を壊してしまいがち。
(例えば)新品をきれいに梱包されているものを、たいへん汚らしい開け方をする。
物質の維持管理ができなので、この人にものを渡すと壊れるということがあるかも。

きちんとしている人だと思われたい。
実際は逆、きちんとしてない。
きちんとして見られるけど。OLのタイトスカートとか似合うけど
仕事をきちんとこなせると思われたい。それで苦労している。

マドモアゼル愛先生は月ハウスが6室だそうです。(月星座は牡羊)事務処理のようなことが苦手?独特なやり方をする?

月星座が天秤座

特定の人間関係の中における、知的交流の中に難しさをきたす。

人間関係は本当はつらいんです。つらいことが多い。
何をしゃべっていいか分からない。どう対応していいか分からない、という不安を持っている。

センスが良い人だと思われたい。
そう思われないので、どうしたらいいんだろうか、本を見ればいいんだろうか
美的な判断がないことでずっと悩んでいる人。
お洒落オシャレに追いかけられ、おかしいな、となって自己嫌悪に陥る。
それに囚われている。
他の人から見るとどうでもいい所なのに、その人にとっては重要。

人間関係の中で、この場で、何をしゃべったらいいのだろうか、どうすればみんなに変に思われないだろうか、とか。
明日誰かに会うと思うだけで結構なストレス、エネルギーを使う。

月星座が蠍座

大人な交流ができない。
人には深い思いがあるとか、深く察してあげなければならないとかが分からない。
永遠にお子ちゃま感情しか持ちえない。
しかし、そこにこだわる。自分の欠損感情があるので。

神秘的で不思議な人と思われたい。
実際はお子ちゃま。深い感情、大人な感情を理解できない、ボケっとした表現でごまかしている。
真剣そうに悩んだり、怒ったりするのを真似したりするが。
気難しそうな、不思議そうな顔で、何を考えているか分からない風を装う。
実際はお子様で、お子様が大人のふりをするので、何時かは「ばれるのでは」という不安が付きまとう。素直に表現できないことに、自分自身に悩む。

子供の頃、大人が深刻そうに物事を考える雰囲気を感じ取って、それを真似するわけですよね。何か重大なことは、大人らしく振舞う事だと何処かで身につけている。お母さんが期待するような機会があって、子供が自分が大人であるという態度を通すことで、受け入れられ褒められたいと思って、形成されていく。

本当に問題にあたる時、深刻とは何か、深くものを考えるとは何か、イメージの世界で止まっているから、それ以上のアプローチができなくなる。
表面的には大人の顔をする、いつでも深刻そうな顔をする、いつも疑わなくてはという顔をするような。
実際に疑うんです。でも疑ったことは7歳の子供が疑ったことだからみんなはずれ。
しかし、本人はそんなことないと思う。通用しない年代になっても。
極端に言ったらですよ。

月さそり座、長めなお話しです。よく分かる!

月星座が射手座

広く自我を世界に広げることの欠損。
広く自我を世界に広げるとは、この本にはこういうことが書いてある、なんて面白いのだろう、あの国ではこういう事があった、こういう世界で体験した、とか。

大勢の中で、注目の場で、自我というものが緩んでしまう。
大勢の前に自分というものが大っぴらに評価されることがこわい。
自我がそういう場面で持ちこたえられないので、みんなの意見を伺う。
良い人で乗り切ろうとする。自我の欠損から来る防衛態度。

社会から良い人だと思われたい。
社会的に立派な人だと思われたい。
射手月で実際には正義感あって立派な人いない。
ただし、他の星を使って立派になる人はいる。

そういうポーズ取るしかない、判断するしかない。
みんなが私のことをどう思っているか理解する能力がないから、頑なに、自分の考えていることが正しいと思わざるを得ない。
おかしいな、となるが、現実を受け入れられない。

社会的正義、善意が分からなく、補おうとする。

月星座が山羊座

物質的欠損が大きいことになりかねない。
社会の機構、企業体としての組織、そういうものを持ちこたえることができない訳だから、2代目社長なんかになると、会社が潰される。人のフォローがなければ。必ずそうなるわけではないが。
会社がダメになる、先を感じて、敏感に察知して、会社を売っちゃう人もいるが、社会に役に立つ、企業を作りたいと思ったら、「社長にあってますよ」的な詐欺に捕まったりする。本気で思えないから(組織や社会の感覚が欠けているから)けっこう厳しいよね。常に悩んで暗い顔つきになっていくことが多い。

仕事ができる人だと思われたい。
ないんだから、仕事できないんです。
すべての組織を壊していく。
社会的に何かやろう頑張ろうと思っている。この世で何かいっぱしの組織を支配しないといけないと思っている。

出口王仁三郎(日月神事の大本教の指導者)が月が山羊。本当の天才だが大本を壊しに来た。

王仁三郎は、事業にも幾つか失敗してるし、大本教の立場でも現世的な形を壊す役目だったということか。

月星座が水瓶座

水瓶座は知性の第三形態、知性が対世界、対社会に発展する星座。
自分の思考、考え、天才的な発明力推理力、世の中の役に立とうとする形で最終形態となっていく。
そういうものが形だけの物で、世に出すことに対する恐怖、実体のないものしか出せない、中味がないとか、むなしさを味わうものとなる。でも、こだわっているので続けざるを得ない。社会版知的欠損。

山羊座射手座以降は絶対最後まで認めようとしないんです。
いて~うお、絶対に外れているという。
その取り繕いのために苦労する。

天才的でユニークな人と褒められたい。
全く反対、天才的なとこだけがない、ユニークなところだけがない。
追求したイメージが、本当は自分は凡人だったと認めるのが厳しい。

観念的な物事について、分かりにくい人。逆にこだわったりする感じ。

月星座が魚座

社会と世界に広がる情緒がない。
社会、人々の中において、この世の中は今こういうモード(ブーム)になっている、今人々はこんな風に考え始めているというのが分からない。
例えば現実的な解釈でしか、この世のムーブメント、方向を読むことができない。

魚座というと、すごく優しい人で、涙もろくて。実際はそういうことなくて、きわめて現実的な見方しかできない人。
神秘的なことに、情緒的に、こだわろうとはする。
本当にそういう場面になると、コロッと現実的なところの判断しかできないので周りの人も驚く。

やさしい人だと、同情心がある人だと、犠牲的だと思われたい、見られたい。
一見そう見えるが、そこだけがない。同情心だけが、犠牲心だけがない人。
イメージは、私自身もごまかそうとするから、私はシンデレラだと白雪姫だと思いたい。現実を受け入れるのは大変かもしれない。そのイメージを維持するためにエネルギーを使っている。

月がある星座の要素を、そればっかり考える。無意識に求め続ける、しかしそこが悩みの元であり、苦しみのもと。気づきにくいけど。

コメント