金星と海王星の強調によるバブル(金融占星術での6月2週目)

日経平均チャート
日経平均日足チャート2020年6月5日時点

2020年6月第一週が終わりました。

世界の株価はコロナ急落からの回復が続き、今週は特に強い上昇となり、コロナバブルともいわれております。

占星術的にみて、この強い相場はどう表れているか、そして今後のマーケットがどうなるのか見てみます。

この記事は、メリマンマーケットアナリスト(MMA)の無料ウィークリーコラムを参考にして書いています。
占星術的に、どういう配置がどういう予測につながるのか、研鑽勉強する目的で書いています。

金星の逆行の影響は?

金星の逆行は5月13日に始まり、6月24日まで続きそこから順行になります。

逆行期間の中間ポイントが6月3日になります。

先週のメリマンレポートでは、

逆行開始のところで、マーケットのピーク(トレンドの転換点)ことが多いが、開始時点でトレンドの転換がなかった場合、逆行の中間地点がトレンド変換点となる場合がある。

という事でした。

もし、週明け6/8に下げ始めたら、誤差3日の範囲のこの金星逆行中間地点でのトレンドの変化を表すことになります。

しかし、まだ上昇トレンドが続く場合
もう一つのシナリオが出てきます。

それは、逆行終了(順行開始)付近でのトレンド転換。

すなわち、6/24前後(誤差1週間あります)まで、上昇基調は続くということ。

金星逆行とトレンド変換のタイミングには3つあるようです。

 1、逆行開始時点でトレンド変換、高値安値をつけての逆方向転換

 2、逆行中間時点でトレンド転換

 3、逆行終了(順行開始)時点でトレンド転換

したがって、3番目のパターンになりそうなのですが、それは金星逆行で見るほかに、海王星、魚座、木星の影響があるからです。

魚座の海王星の強調で、一時的なバブル期間に

海王星はホームサインの魚座にいるということは、それだけでもかなりの海王星の力が高まっているのですが、それは長期的な働きです。

2020年6月10日のトランジットホロスコープ

短期的な視点で現在、魚座の海王星に火星が合となり、双子座の金星と太陽がスクエアで刺激しています。

海王星と魚座の強調は、ファンタジーの世界、虚構、幻想を表します。

現在の、現実とは乖離した「不合理な熱狂」の株価は、この影響でしょう。

また、6月6日日本時間4時の満月(部分月食でもある)は、いて座の満月であったので、非常にこの不合理なバブルを強めました。
実際、6月5日のアメリカニューヨーク市場は、雇用統計が予想より良かったということで、800ポイントもの上昇でした。

この、バブルがいつまで続くかという視点の一つは、海王星の強調がいつまでかということがあります。

魚座の火星が星座移動するのが6/29、太陽が双子から蟹座に移るのが6/21(夏至)なので、

そのころまでは、バブルが続いてもおかしくはないということです。

海王星は石油相場にも影響するので、石油相場がまた動くか?

海王星は石油を象徴することも重要です。

6/11 太陽と海王星のスクエア
6/11 火星と海王星のコンジャンクション
6/22 海王星が逆行
(6/30 木星と冥王星の合)

これらの惑星に組み合わせは、原油価格のトレンドの変化と強力な関係があります

5月に急落があった石油価格ですが、今は戻してきています。

また急落があるのでしょうか?
急落でなく、下落トレンド入りということかも?

政治的なことや紛争(火星)のタネとしても気になります。

日食についての記述

メリマンレポートで日食について次のような表現があり参考になりましたので記述します。(オリジナル意訳)

私たちは月食の週を出て、強力な日食に向かっています。

6/21、日食は、太陽の光を月が隠しますが

太陽の光は未来の期間を表し、月は過去を表します。

未来(太陽)が過去(月)によってブロックされる。

個人レベルでも、出生図に符号する人は特に影響が出ます。(最大1年間の影響)

過去の行動や状況からの「根本的な逸脱」を経験するする傾向があり、

自分の住居、仕事、または関係性、ときには健康に関して影響が出てきます

自発的な場合もあるし、強制的にそうなる場合も。

夏至(金環日食)6/21前後は占星術的に重要なアスペクト集中

6/18~ 水星逆行
6/21  夏至、太陽蟹座入り、同時に日食
6/22~ 海王星逆行
6/25~ 金星順行
6/30  木星合冥王星

膨大な量の地球ー宇宙活動となります。
ピークが顕れます。
すべての市場で大きな逆転と一致する可能性があります。

その大きさは木星冥王星の合により、大きく膨れ上がることも考えられます。
ボラタイル?
借金が膨れ上がるのか、
融資・政府の財政支援策が膨れ上がることをしめすのか。

6月は一時的な天国です。

見るもの、聞くもの、読むものは信頼できない・信頼してはならないというテーマが浮上しています。

土星が山羊座に戻ってくる7/1からは、厳しい現実に引き戻される

ファンタジー・楽観主義から、だんだんと現実を見る方向へと、世の中の気分が向かうのだと思われます。

山羊座に、土星・木星・冥王星のトリプルコンジャンクションが復活。

深刻な問題を真に理解しようとしだし
恐怖や困難にあおられるかもしれない。

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