金融占星術’20/9/21の週~火星が絡む波乱の前に

世界にとって大きな波がやってくる!避けて通れない波乱の予兆

毎週レイモンドメリマンのファイナンシャルアストロロジーのレポートをオリジナル編集であげています。相場動向を占星術で読み解きます。

9月16日(日本では17日木曜午前)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の発表がFRBのパウエル議長からあった。

世界の株式市場は木曜は軟調でした。
FRBは経済見通しで、23年までゼロ金利政策を続けると言いました。
世界のマーケットは下げで反応。

FRBは株式市場を刺激する武器を使った、それは使い果たした?
アメリカの選挙のため?
火星がルーラーサインである牡羊座で逆行しているためなのか?

火星が支配星座宮で逆行するとき通常何をするか
強力な攻撃性からのシフト
あまりにも強かった攻撃性と信頼からくる、その「結果への恐れ」にシフトする。

火星の逆行では、攻撃者は通常敗者です。
11/13まで逆行は続きます。
成功するかどうか疑わしい場合はスタートしないで下さい。

ちょうど2週間前の9/4(重要日としていた)の1日の誤差以内で
世界の多くの株式市場は、3月の暴落以来の最高水準にありました。
ナスダックやS&Pは、かつてない高値を更新中でした。
先週月曜日9/14も、重要日でしたが、日本の日経平均指数のように、クラッシュ後の高値を更新したものもありました。
9/18金曜、これらの世界の株価の多くは、今月の安値をつけて終わっています。

火星は9/9に牡羊座での逆行転回をしましたが、このコラムで言っていたように、楽観主義からの転換は確かに相関性があったと言えるでしょう。

ただし、コモデティ(商品市場)は一部逆転したものもありましたが、大幅に上昇しました。
牡羊座の火星は非常に暑いです。
米国西部で火災が暴走中。
これは、予想外の温暖化条件や需要の増加とも関連しており、
火星が土星と冥王星にスクエアしていることも穀物価格に上昇をもたらしています(作物被害)
トウモロコシと小麦は3月以来の最高価格です。
大豆は2年間で最高レベル。
原油も急上昇しています。
9/8時点に、木星と火星が方向転換スタンバイ状態となっていて、9/18には原油は1週間で15%上昇しました。

火星の逆行は11月13日まで行われますが、これは私たちが近づいている大きな波の一部でしかありません。

9月28日から10月19日世界にとって大きな波となる可能性があります。
もちろん金融および商品市場にも急な影響を与えることでしょう。

短期的見通し

過去数十年にわたって、私たちは良い方向、幸福へと向かうファクターを目にしました。
経済の繁栄の高まり:重要なリソースとサービスへのアクセスが拡大しました。デジタルの意味で、これまで以上につながりができました。
しかし、メンタルヘルスの懸念は高まっています。米国の保健省の調査によると、10代のうつ病は2007年から2017年にかけて63%増加しました。 そして、世界保健機関のメンタルヘルスとCOVID-19に関するレポートでは、世界経済はうつ病と不安のために毎年1兆米ドルを失うと予測しています。

“What Does the Future of Happiness Look Like?” UBS Chief Investment Office (September 17, 2020.)

今週9/21~25は、次の週に来る宇宙嵐の前で少し落ち着きがあるでしょう。

太陽は9/22から天秤座入り。
合意と外交の象意があります。
水星は9/27から蠍座に入り、隠された問題の調査と暴露の兆候です。
10月中ほとんどが水星蠍座、10/13から逆行します。11/3まで。

トランプ大統領は水星が支配星の双子座生まれなので、この逆行期間は彼にとって重要。
2008年にオバマ前大統領と選挙で戦ったジョンマケインを思い出します。
乙女座のジョンマケイン(これもマーキュリーによって統治されている)が選挙シーズン中に水星が逆行すると、彼の選挙の運命は完全にマイナスに転じたのを覚えています。
彼は先を行っていたが、経済危機が爆発したため、逆行中、彼は判断の誤りを犯し、選挙中に回復することができなかった。

2020年の選挙に向け、別の起こり得る経済危機と株式市場の崩壊についての懸念は消し去ることができません。

2008年、選挙の日に土星が天王星のオポジション(180°)に近づき始め、クライシスは爆発しました。2008年11月4日から2010年7月26日までオポジションの影響は続きました。
この相関が歴史的にまれだとしても、懸念はぬぐえません。

土星と天王星の、もう1つの難しいアスペクトに近づきつつがありますが、2021年2月まで最初の通過はありません。

しかしながら、もう1つの占星術的インジケーターが、経済危機の可能性と株式市場のヒステリーを示しています。この2週間内に始まる。

牡羊座で逆行の火星は、9月28日から10月19日まで、土星、冥王星、木星の山羊座ステリウムへの2番目(3つのうち)のワクシング(はじめの90°)のスクエアを形成します。火星とこれら3つの惑星の結合は、今年初め(3月20〜31日)の株式市場危機時に存在していました。
実際、それは3月23日の株式市場崩壊の底に一致します。
これらの同じ惑星への火星の第1クオーターのスクエアは、その時の同様のダイナミクスが戻っていることを示します。
COVID-19はまだ治療法がなく、世界のさまざまなコミュニティのロックダウンも多くのビジネスの閉鎖とともに戻ってきています。

火星は11/13まで牡羊座で逆行し、すでに土星・冥王星を伴うスクエアの影響下にあります。
誰もが気づいているでしょうか?
あれもこれも行うには十分に時間がないというプレッシャーにさらされているように見えることを。

これは、世界中の社会で非常にストレスの多いダイナミックなものになる可能性があります。
ただし、解決策は簡単です。 自分のペースに合わせて、締め切りのある多くのタスクを一度に行わないようにします。
仕事から休息、運動、食事、社会的問題まで、すべての活動のバランスを強制的に作り、不必要な争議を避けることは、精神的および肉体的幸福にとって不可欠です。

誰かに後れを取ったならば、特に彼らが援助を怠っていると思われた時、あなたは軽視されたと憤りを感じ苦々しい感覚を持つかもしれません。
四六時中仕事に集中したり、特にストレスの多い問題に集中したりすると、肉体的な燃え尽き症候群や精神的/感情的な疲労に陥ります。

時間を使って、自分をケアし、今すぐに全てを完了しようとする脅迫観念を軽くしましょう。
息ができない、息苦しい・・・これは火星ー土星/冥王星です。
3月下旬からになりますが、これは文字通りでもあり比喩的でもあります。
自分自身の呼吸を許し、他の人も許す、そうでなければ誰かが怪我する可能性があります。

アメリカ大統領選は動乱必至!?

私(レイモンド・メリマン)は米国2020年大統領選挙に関する興味深いオンラインディスカッションを主催しました。4人の国際的に尊敬されている占星術師(パリのリンベル、ワシントンD.C.のキャロラインケイシー、ノースカロライナのリー・リーマン博士、ロンドンのクリスティーン・スキナー)が参加しています。
プレゼンテーションは、過去のすべての米国大統領選挙に関する定量的研究と、今回の選挙の動向を最もよく反映していると考えられる特定のチャートに関する占星術の洞察を組み合わせたものでした。

さて、2020年に再び動乱があるでしょうか?
選挙結果は争われ、結果は受け入れられず、選挙日の夜には知らされない?
ありえます。
選挙の日11/3、太陽は天王星にオポジション、4日前にフルムーン。
そして水星は逆行から順行に転じるのが11/3の正午、双子座の月であり、水星のルーリングサイン。

それは選挙の投票が終わる最後の100時間で、結果が上下に振れるサインです。

月はノースノードと共に、トランプの誕生時の太陽に重なり、成功の印となります。
しかし、それはまた、カマラハリスの出生のアセンダントと彼女自身のノースノードにも合であり、成功の印でもある。

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