2020年8/10~8/14の相場と占星術、先の見通し

先週の相場と星回りの振り返り

注目される毎月の米雇用統計、8/7発表分については、予想よりも良い数字だった。
失業率 予想10.5%→発表10.2%

日経新聞電子版より引用 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62407740X00C20A8EA1000/

8月1週目は貴金属、ビットコイン、通貨の動きが注目される週でした。
8/7金曜、ゴールドは過去最高値
シルバーも高値
ビットコインも高値に急上昇

日経225はダブルボトムを付けたような恰好で、7/31の深押しから行ってこいで、戻りも強かったが、高値は越えらなかった。

ヨーロッパとアジアの株式市場は、重要な占星術シグナルとの相関性がみられました。
7/14~20に山羊座の惑星集合に対し、太陽がオポジション(180°)をとっていることを覚えているでしょうか。その時に一つのサイクルの高値を付けているのがわかります。
その後、7月31日(±3日)に、いったんの底を付けています。

アメリカの株式市場は、世界と異なった動きでした。
米の各市場は、7/30に安値となりましたが、8/7金曜にスマートな回復をしました。
NASDAQは過去最高、S&Pはコロナ後最高値、ダウはコロナ後2番目の高さ。

この世界の市場間格差(ダイバージェンス)は、しばらく続きそうです。
天王星が強調される2つの期間の間であり、火星が山羊座の惑星にスクエアを形成するのが続くからです。

短期金融占星術

ワイルドで、誰しもすぐに落ち着くようには思えない。
燃える火星は、燃える牡羊座にあり、木星・冥王星・土星の山羊座の星たちにタイトにハードなトランジットを開始しました。
8/4~8/24の約3週間です。

8月13日はこの火の気を帯びた組み合わせの真ん中に当たります。
冥王星がよりタイトにスクエアであり、それは、「地獄をつくる」ようであり、人々に「もう我慢ならない」と宣言させるでしょう。

2日後の8月15日、天王星が牡牛座で逆行し始め、世の中が静まることはないでしょう。
それは圧力を最大の強さまで上げ、
ある時は敵に対して、ある時は個々人のフラストレーションについて、激しく燃え上がらせるでしょう。
文字通り、爆発や山火事、環境・作物・人々の生活に対する脅威となって現れるかもしれません。

3週間で実際の終わりはやってきません。
なぜなら、火星は逆行し、再度スクエアとなる(9/29~10/19)からです。
火星がルーラーサイン(支配宮)にいるときは、通常、世界にとっては非常にポジティブですが、木星/冥王星/土星へのスクエアなので大きな挑戦です。

しかし独断的な性質のルーラーサインにある火星が、逆行する(9/9~10/19)ので
正当性のない攻撃に転じたり、好戦的なレトリックを使ったり振る舞いをするでしょう。
部屋の温度が耐え切れなくなったら、基本的な衝動をコントロールできなくなります。
チェックされないなら、破壊または自己破滅になり得る。
通常、逆行火星の下では攻撃したものが敗者となります。


金融市場にはどのような影響となるのでしょうか?
貴金属、ビットコイン、通貨を見ましたね。
政治環境は荒れていて、軽く炎症を起こしたような状態なので、投資家は資産をカバー
するようになっています。
株式市場はこのような中、かなり良く値を保っていますが、それはいつ壊れるか分かりません。
今月に来るかは分かりません、今月でないにしろ、特に9月29日~10月19日は警戒されます。
天王星の兆候(9/15から逆行)は、明確なサポートやレジスタンスも破られることを示しています。
米国株のレジスタンスはすでに破綻しています。
ナスダックとS&Pは上昇していますが、サポートレベルはそれほど遠くないです。
日経やハンセン指数などは、実際非常に近いです。
天王星がハイライトされていると、逆転またはブレイクアウトのいずれかになります。
火星が絡むと、急速に事が起きます。
火星はアクションであり、大音量のボリュームで吠えます。

天王星の強調は、レジスタンスをブレークする可能性が高まる!

さらに先を考えると

2021年のほとんどは、土星が、土星と天王星の45年周期の中でウェィニングスクエア(270°の衰退するスクエア)を形成します。
前回このスクエアが起きたのは45年前、1975年~1977年。
ジミー・カーターが大統領で選ばれました。ニクソンの「法と秩序」の混乱の後の大統領は、ジェラルド・フォードで終わった。
ジョーバイデンは私にジミー・カーターを思い出させます。

さらに45年前は、1931年~1930年。
スムート・ホーリー関税法(関税が記録的高さに引き上げられた)が大恐慌をさらに悪化させた。
そして、共和党の大統領フーバーは(彼は、政治経験はほとんどなくビジネスのバックグラウンドのみだったが)、大統領職を終えた。

歴史は繰り返さずとも、長期的な惑星の動きと相関することがよくあり、同じ惑星ペアのサイクルのもとでは、同じ潜在的なテーマ(カオス)が浮上することに注意すべきです。

覚えておくべきポイントは、これら惑星の周期が、カオスや社会的・経済的な騒動に関係している点です。
私たちは、以前にこれら宇宙的嵐を経験しており、乗り越えて強くなり、良くなってきた。
我々の国としては自滅しませんでしたが、一部のリーダーはアメリカの精神的なコアの原理をテストした結果、自滅しました。
経済と金融市場は乱暴な展開によって、多くの人々は破産や倒産となり多くのお金を失った。
しかし、経済と市場は立ち直りました。その時は完敗して、決して回復できないだろうという恐れがあり、アナーキスト(無政府主義者)がアメリカと民主主義と資本主義は終わったと宣言していたにもかかわらずに。

2021年ホロスコープ図 土星と天王星のスクエア
2021年2月7日、水瓶座土星と牡牛座天王星が7度付近でスクエア。2月のほか6月12月にもタイトなアスペクトになる


私たちは、今まさにロングタームの惑星サイクル(土星/冥王星、木星/土星、土星/天王星)の重要点にいます。
このようなサイクルのポイントでは、発明と新しいアイデアが、しばしは繁栄の新しい時代への道を開きます。
私たちは新しい時代に入りつつあるのです。
何がこの新しい時代の契機になるか見出し、それを創案してください。

<週刊金融占星術の記事について>
優れたマーケットアナリストであり卓越したアストロジャーであるレイモンドメリマンの無料週刊レポートをもとに週刊金融占星術の見通しを書いています。
内容はメリマンレポートに沿っていますが、自己流の意訳であり、そのままの訳ではありません。付け加えたり、削除している部分もあります。
マンデーン、ファイナンシャルアストロジーを知ること、及び、星の配置と、世相(政治・経済・市況)の関係を勉強する目的で書いています。
参照 Merriman Market Analyst:https://www.mmacycles.com/

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